前回の記事、「式場見学するときに注目しよう【おもてなし編】」の最後にありました、
7.スタッフさんの対応から、きちんとゲストの事まで考えてくれそうな人かどうか、言葉の端々から人間性も見よう
の、まさに、出会ったプランナーさん達の例を挙げたいと思います。
(あくまで個人的見解です。)
こういうプランナーさんがいるところは、一度冷静に考えてみましょう。
そして、万が一この記事をプランナーさんがみている場合は、こうならないようにしようとか、こう思われるのだな、とか感じていただければ幸いです。
では、レッツゴー!
・「式場はどこだって良いんですよ」
確かに浜辺でウェディングドレスとタキシード着てお弁当を食べるだけでも良い式はできると思いますが、あくまで式場を案内するプランナーさんが言うには会場に対する愛がありません。そしたらここで働かなくでも良いじゃないですかと思います。同類で「どこだって良い式は挙げられます」もありますが、新郎新婦の思い描く「良い式」は新郎新婦の数だけあると思います。それをあげるために真剣に見学を回っている人に対して言うのは少し違うんじゃないかと。。
どこでもええんかーい!
[/word_balloon]・「結構、歳の差ありますよね?」
特に話を広げる訳でもなく、繊細なところを聞いてくるだけの人。えっ、だからなんなの?となる。そこで、「私もなんですよー!」とか「分かり合えるの素敵です」とかならまぁ。しかし聞くだけ聞いて、特に広げるわけでもなく、オチもなく、ちょっと中途半端に土足で上がって汚して帰るような感じが失礼です。発言には一つ一つ責任を持てる方かどうか相手を思いやれる方かどうか見極めましょう。
不快でしたな。
[/word_balloon]・「アンティークって良い言葉ですよね」
アンティークな感じにしたいという新郎新婦を案内していたプランナーさん。チャペルのベンチが実際にヨーロッパで使用されていたものを譲り受けているとのこと、少し古びた感じが歴史を感じられて素敵。なのに、少しボロボロになっている部分を見てのこの発言。
あくまで新郎新婦の好みのものを下げるような発言なことと、この会場で働かなくて良くない?もっと最新のピカピカのところで働いたらどうですかと思う方でした。
・「アクセスが良いことが一番です」
良いんです。アクセスが良いのは良いんですけど、アクセス以外の推しポイントがない場合よく使われます。その人がそこで働いている理由がアクセス面だけだったりします。会場内のその他の推しポイントがしっかりしているか、会場に対して愛があるか、冷静に聞いてから判断しましょう。他が無くアクセスだけの場合、注意しましょう。
・「今日決めていただきたいです。」
「せめて今月中に」「他の式場さんに行かれた後メールかお電話しても良いですか?」
とにかく押しの強すぎるプランナーさんはぐいぐいきます。契約取るのに必死です。新郎新婦のことより自分のノルマが大事です。良い式場と思っても決定するには日程を両親に確認したり(契約時に日にちも決めますが、後から日にちを変更すると延期料がかかる場合もあります)、場所を確認したり、色々あるので一旦持ち帰らせてください!とこちら側も必死に思います。押しに弱い人は気をつけてください。もちろんよっぽど初来館特典が大きいところはそこで決めるのもありです。
電話番号もアドレスも知られてる分、押し強いとこわい。
[/word_balloon]・「お二人にお似合いです。/お二人に似合わないです。」
これは実際の体験談を拝読した話です。契約してから使われることのある言葉だそうで、追加で料金をあげる際に、このお花やお料理のグレードではお二人には似合わない、このくらいの方がぴったりです、など言ってぐいぐい上げようとしてくるらしいので皆気をつけましょう。
・「特に不満な所がなければ決めて良いと思いますよ!」
こちらもゴリ押しですが、不満なところや心配なところを言える場合はいいのだが、目の前の人を不快にしたくないしな、とやんわり濁しているとこのタイプはさらにごねてきます。そしてさらにごねてるしつこさを見て、あぁ、ここにしたくないと確信に変わったりします。そもそも特に不満がなければ決めるというのも、ピンとこない会場様に決定して大金を払って果たして自分が満足できる式ができるのだろうか。
・「何軒回っても結局決め切らないですよ」
これは、平均が1.5軒で契約されていますよ、と言ってくる系の式場さんにいらっしゃいます。そんなところに4件見てきましたとか言うとこういう反応をされます。めげずに行きましょう。
もちろん式場としてはすぐに契約が取りたいので、1件や2件で決めないお客様に対して嫌なのかもしれません。(それだけ時間もお金もかけてフェアをしているわけですから)でもそれは式場側の意見です。人生で一度の大事な結婚式をぼったくられずに素敵な式を挙げるため、しっかりじっくり検討して良いと思います。
決め切らないとか決められても。
[/word_balloon]・品がある人かどうか。
これは発言ではないですが、話している言葉の端々や、態度、雰囲気、あらゆることから伝わってきます。
他のお客様のこととか、契約している取引先とか、自分の持っている筆記具とか、色んな態度からなんとなく伝わります。
例えですが、今まで出会った中には、見学をキャンセルしたお客様の愚痴を言ったり、某結婚情報誌さんに対する愚痴をお客様に言いふらしたり、自分の結婚指輪のブランドも覚えてないですとか、しっかりしていない部分に対してバカにしたような笑い方をしたり、テーマウェディングをしたいお客様に結婚式はそういうのじゃないんですよと言ったり、いきなりタメ口で話し出したり、とにかく全てのものに対して礼儀やマナーのない、品のないプランナーさんは結婚式というものを扱うのにどうかと思います。
本当ダメ。
[/word_balloon]式場の方は、100円のものを売っているわけではありません。
100万200万単位のものを扱っています。大金を扱う人間のマナーとして、人生の大事な場面を扱う仕事として、意識が低すぎる方はせっかくの会場の印象も下げてしまいますし、会場の良さも伝わりません。そういう方に大金を払って一緒に大事な結婚式を作ろうとも思いません。
人がたくさん集まって作るものが結婚式なので、会場が良くても、お料理が良くても、場所が良くても、不快に思うプランナーさんがいれば一生嫌な思い出になる可能性も孕んでいます。
人生の大事なイベントだからこそ、嫌な思い出も残るらしい。。。
[/word_balloon]それほど、やっぱり、大事にしたいものだと思うんです、結婚式って。
以上が「こんな発言・態度のプランナーさんに気を付けろ!」でした。
この中のプランナーさんで新郎と一緒の出身地の方がいたのですが、帰宅してから新郎がそれはもう頭を抱えながら「同じ出身地の人間として恥ずかしい!!とにかく不快だった!」と嘆いていました。
皆さんも気をつけてください。